【失敗談】部品を壊してしまった体験談
こんにちはライン工のsatoといいます。ライン工として役10年働いてきましたがその間いろいろな失敗をしました。成功体験が少ないので失敗談を主に話していこうと思います。失敗から学べることも何かあるかもしれません。
今回は「部品を壊してしまった体験談」です。ではいってみましょう。
直すつもりが悪化させた・・・部品を壊した体験談
生産装置であるラインには多くのシリンダーやNC,治具などが使われています。装置が故障した場合は修理専門部員に連絡し直してもらうんですが、軽微な故障の場合は自分で対応することもあります。
問題があった日は装置のトラブルがあり私が対応しました。トラブル内容は製品を掴む部品のついたエアシリンダーの動きが悪くなってしまったので何が悪いのか確認するつもりでした。そしてエアーの入ったままのシリンダーを無理やり手で動かしたら・・・ボキッと製品を掴む部分を折ってしまったんです。
「やばい・・・やっちまった」
シリンダーだけで済むところが部品まで壊してしまったんです。しかも部品は工場に在庫が無いということが分かりました・・・。すぐさま上司に連絡したのち修理専門部員に来てもらい部品の替わりを作ってもらいました。シリンダー交換のみなら10分で終わるところを90分も私のミスで停めてしまいました。
なぜ部品を折ってしまったのか
部品を折ってしまった原因を探す為「なぜなぜ分析」をしてみました。
分析の結果
・同じ事をこれまでしても問題なかったから
・他の人もやっているから
⇒他の大多数も同じような対応をこれまで行ってきました、私に限らず誰にでも起こりうる問題だったのです。作業の再確認と周知が必要です。
・前工程が詰まっていたから
⇒普通に対応していれば10分ほどで終わりますが、前工程を停めるのを嫌い動かしたまま対応を始めてしまいました。目の前のトラブルで頭が一杯になってしまって前後工程への連絡を怠っことにも問題があります。トラブル対応時のルール作りが必要です。
対策
・作業の再確認と周知
エアーシリンダーを交換する場合、部品を折る以外にも挟まれなどの危険があるのでエアーを止めるルールを作り全員に分かるよう失敗の経緯と正しい作業を表にしました。
・トラブル対応時のルール作り
上でお話したルールはエアーシリンダー交換に関するルールであるが、こちらはトラブルという大きなくくりでのルールになります。10分以上掛かる見込みの対応をする際は前後工程に連絡しラインを止めるか判断するルールを作りました。
まとめ
今まで問題がなかったから平気・大丈夫という考えから今回の問題が起こりました。始めに教わったことが正しいと思ってしまい私が他の誰かにトラブル対応の教育をするときにも同じように間違った方法を教えてしまいかねません。
今回の問題を機に個人差や人任せだった対応にルールを作るいいキッカケになりました。
皆さんも私のような失敗をしないためにも作業一つ一つを理解しルールを守り対応にあたりましょう。
【工場勤務】2019年8月のお盆休みは長い?短い?
こんにちはライン工のsatoです。現在8月2日とても暑いです、年々暑さが厳しくなってるのは気のせいでしょうか?もうすっかり夏本番ですね。夏の楽しみといえば「お盆休み」です。待ちに待った連休がやってきました。みなさんは何連休でしょうか?通常だと8月10日(土)から8月18(日)までの9連休が多いかと思われます。
では、工場勤務だと何連休になるんでしょうか。私の場合でお話していこうと思います。
工場勤務のお盆休みはズバリ10連休(私の場合)
私の工場では8月9日(金)から連休が始まり、終わりは同じ8月18(日)となっています。他の工場でも同じかわ正直わかりませんが工場勤務では連休が多い傾向があります。お盆休みに限らず工場では連休が多く「年末・年始」「GW」いずれも9から10連休でした。ただし、勤務によって違いが出てくることがあるので注意です。
私の工場の場合、交替勤務者とそうでない勤務では休みが違います。
【例:工場規定の休み10日】
・昼間勤務→10連休
・交替勤務→「10連休」+「シフト次第」
といった感じで、勤務の休みがちょうど連休と合わさる場合があるんです。私は運悪く規定のみ10連休でしたが他の班では13連休なんて人もいます。
なぜ休みが多いのか?
ではなぜこんなに休みが多いのでしょうか?工場の特徴である連続生産が関係します。
装置は動きはじめと停める時にロス(損失)が発生します。例えば装置をこれから動かそうとした時(立ち上げ)、いきなり全力で生産はしません。装置の動作確認や品質確認を徐々に行い一定の基準になれば本生産となります。
また、装置を停める時(立ち下げ)も電源切ってまた来週とはいきません。ラインの工程内から製品を全て出し、そのままにしておけない薬品などは装置から抜き取ります。
連続生産をしていればこのような作業はしなくていい為できるだけ動かすんですね。私の工場の場合は交替勤務者は海の日や敬老の日といった祝日は休みにはなりません。基本的に24時間生産し続けます。その分「年末・年始」「GW」「お盆休み」にガッツリ停めるわけです。
休みが減る場合もある
毎回予定通りの連休が取れるわけではありません。生産が間に合っていなければどこかでその分生産を続けなければなりません。装置は決められた能力以上に数を作れないので休み予定の日に生産しなければ挽回は難しいからです。
まとめ
今年のお盆休みは10連休です。(私の工場の場合)工場勤務は普段装置を停めれないぶん連休が多くなる傾向があります。みなさんは何連休ですか?
私はせっかくの10連休なので「千葉旅行」を計画しています。また後日その記事を掛けたらなと考えてます。
読んで頂きありがとうございました。
【失敗談】ヤバい!材料間違えた時の体験談
みさなんこんにちは現役ライン工のsatoです。いきなりですが完璧な人間に私は憧れます。当然ですよね、失敗ばかりするより完璧に仕事こなせたほうが周りの評価はもちろん良くなります、そして何より自分に自信が付きます。
そこで今回はライン工10年で会得した私の完璧仕事術をお教えしましょう!
・・・と言いたいところですが私はダメな部類の人間なので失敗ばかりです。完璧仕事術は他の方に任せて私は「失敗談から学ぶ」をテーマに記事を書いていこうと思います。
【失敗談】材料を間違えた
私は精密機器工場でライン工をしています。作業の一つに、材料Aと材料Bを混ぜて装置に投入するというものがありました。材料は材料置き場の決まった場所に置かれています。問題のあったその日もいつものように材料を取り出して混ぜ、いつものように投入したつもりでした。問題に気が付いたのはそれから間もなくで材料の投入履歴を記入するため型番を確認したら番号が違っていました・・・。この作業では使わない材料Cを材料Bと間違って入れてしまったんです。
「やばい、やっちまった・・・」
すぐにラインを停め上司への報告をしたあと、間違った材料を正しい材料に入れ替えと間違った材料が使われてしまった製品の廃棄を行いました。
なぜ間違えた
なぜ間違えてしまったのか、直球の答えだと「確認作業が面倒でしなかったから間違った」のですが、それでは済まされないので自分なりに「なぜなぜ分析」をしてみました。
分析をしてみた結果
・「作業後に型番を確認しても問題ないと勝手に思い込んだ」
⇒作業の重要性の再教育
・「材料置き場に置かれているんだから間違いないと思った」
・「見た目が同じだから間違った」
⇒材料が一目でわかるようにする
という感じになりました。でた結果が私のダメさを際立たせています(汗)
私が材料B置き場から取り出した材料Cは、他の誰かのミスによって置かれたものでありその時点でミスがあったのも事実ですが私がルール通りに型番を確認していれば防げたことです。
対策
対策として再教育だけではヒューマンエラー防止に弱いので、絶対に間違わない対策が求められます。
作業の重要性の再教育
⇒作業標準の丸写し×2回、反省文
材料が一目でわかるようにする
⇒材料毎に色テープを張り見た目でわかるようにする
対策はミスした私が罪ほろぼしのため主体となって行いました。今回はこのような対策になりましたが「色テープを張る時点で間違ったら」という心配もありました。対策案の一つとして材料に貼られたバーコードをリーダーで読み取って照合する方法もありますが上司に費用の問題で却下されました。
まとめ
私は職場で決められたルールを自分勝手な「面倒」という理由で破りミスをしていまいました。みなさんは私と同じようなミスをしないように反面教師にしてください(笑)
【工場勤務】通勤時の服装は何を着ていけばいいのか。
工場勤務を始めたばかりで心配なのが「通勤時の服装」です。作業服で行くのか私服で行くのかわからないことありますよね。
そんな心配を解消するためライン工10年務める私の経験を元にお話ししていきます。
※基本的には入社時に会社から服装や身だしなみに関する説明があります。
その説明通りに行動すれば間違いないです。この記事は説明を聞いてなかった、説明が無かった、これから工場勤務を考えてる方向けの記事になります。
通勤時の服装は私服が一般的
私の工場でも作業着通勤不可のため私服で通勤しています。スーツももちろんOKですが私服の人が多いのでスーツで来ると目立ちます(笑)スーツだと着替えるのも大変なので特にこだわりが無いのなら私服がいいでしょう。
私服なら何でもいいわけではない
「私服OK=何でもあり」ではない場合があります。私の工場では通勤の服装は「ビジネスカジュアル」と社員規則で決められていました。
ビジネスカジュアルとは「企業の訪問や来客、会議にも適したカジュアルな服装」のことを言います。
簡潔に言うと、ジャケパンスタイルのことです。襟付きシャツにネクタイとジャケット、パンツはスラックスやチノパンに足元は革靴といったスタイルが一般的です。引用:【公式】Dcollection通販サイト | 日本のオシャレ苦手男子をゼロに
ですが、実際にジャケパンスタイルで通勤する人は稀で、ビジネスカジュアルより更にラフな「オフィスカジュアル」での通勤者が多い印象です。
オフィスカジュアルとは「私服通勤やデスクワーク時に適したカジュアルな服装」です。
オフィスカジュアルはビジネスカジュアルよりもカジュアル感が強くなるため、ポロシャツやスニーカー、リュックといったビジネスカジュアルよりもラフなアイテムが使用可能です。引用:【公式】Dcollection通販サイト | 日本のオシャレ苦手男子をゼロに
会社で規定しているビジネスカジュアルよりオフィスカジュアルでの通勤者が多いのが私の工場での現状です。ビジネスカジュアル・オフィスカジュアル共に明確な定義がないため言葉と現状の差が出てくる場合がありますので具体的にどこまでOKなのか確認することが大切です。私服なら何でもいいと思ってダメージ加工ジーンズ、短パンやサンダルで通勤すると指摘される場合があるので注意しましょう。
更衣室はあるの?
工場により違いがありますが作業着での通勤を禁止している場合は必ずあります。作業着通勤を禁止していない場合は更衣室が無いこともありますので確認しましょう。
まとめ
通勤時の服装は会社により違いますが、一般的には私服通勤が多いです。また私服といっても何でもいいわけではありません。私の工場のようにビジネスカジュアルと規定されている場合もあります。
規定された言葉通りの服装が一番間違いないのですが、服装に関する明確な定義が無いので具体的にどこまでOKなのか会社に確認することも大切です。
いずれにしても社会人として恥ずかしくない服装を心掛けましょう。
【工場勤務】ライン工のやりがい
ライン工ときいてどんなイメージがありますか?「やりがいがない」という言葉をよくききます。では本当にライン工にやりがいはないのか?早速お答えしましょう。
「やりがいは探せばある。何にやりがいを感じるかは自分次第」
はい、すごく普通なことを言ったのは自覚していますが本当だから仕方ありません。
【目次】
やりがいとは
そもそも「やりがい」とは何でしょう。やりがいとは↓
そのことをするだけの価値と、それにともなう気持ちの張り。「遣り甲斐のある任務」
引用:goo辞書
価値とはどのくらいそれが大切かということ、つまり「何を大切に思うか」でやりがいも変わってきます。何を大切に思うかの例として
・自己成長
・給料
・仕事の楽しさ
・仕事の成果
・周りからの期待
などがあります。仕事で成長する事が好きな人、給料は低くても仕事が楽しくて続ける人、逆に仕事内容は何でもいいとにかく高い給料が欲しい人といった感じに1人ひとり違ってきます。
1人ひとり違うならライン工にやりがいを感じる人もいるはず、なのに何故「ライン工はやりがいが無い」と言われるのでしょうか。
それは極端な例で考えるとわかりやすいです。例えば「正義のヒーロー」のやりがいと比べてみましょう。
※私は正義のヒーローではないので一般人の考えるヒーローはこんなことがやりがいだろうという想像で話していきます。
正義のヒーローのやりがい
・世界の役にたっている(周りからの期待と仕事の成果)
・人に感謝される(周りからの期待と仕事の成果)
・自分にしかできないことをしている(周りからの期待)
・戦うのが楽しい(仕事の楽しさ)
・戦うたびに強くなる(自己成長)
勝手ながらこのような感じです。世界の役にたっている、自分にしかできないという圧倒的周りからの期待。
世界を救うことで、世界の役に立っている、人から感謝されるという大きな仕事の成果。
一方ライン工の場合
・人の生活に必要なものを作っている(周りからの期待と仕事の成果)
・会社が消費者から感謝される(周りからの期待と仕事の成果)
・もの作りが楽しい(仕事の楽しさ)
・作業がより早く、質よくできるようになる(自己成長)
このように正義のヒーローと同じやりがいになり得る要素はあるもののスケールが小さいです。また、ライン工という仕事の特徴である工場での大量生産は1つ1つ丹精込めて作るわけでもなく、製造に関わるのは工程の一部、直接消費者に感謝されることも無いので仕事の成果を感じにくく、誰にでもできるよう標準化された単純作業の中で自己成長を感じることは少ないです。
つまり、ライン工にやりがいが無いと言われる理由は
「工場、大量生産、単純作業によりやりがいの要素は有るが、感じにくいから」です。
すでにライン工の人、ライン工として働こうか迷ってる人にはとても厳く聞こえるかもしれませんがまずこのことを受け止めましょう。単純作業がそもそも好きだ、すでにやりがいを見つけている方には必要のない情報ですのでスルーしてください。
私のライン工としてのやりがい
私もライン工として働いて「やりがい」を感じることは少ないです、でも決して無いわけではありません。参考までに私がやりがいを感じることをお話します。
作業を早く、質よくできた時
単純作業でも多少なりとも作業の早さや出来栄えに個人差がでます。何も考えず作業をしているとやりがいどころか苦痛でしかないので誰よりも早く、質よく目指すことで気持ちに張りがでます。少しづつ上達することで達成感もありますしもっともっとと向上心もでてきます。
目標達成に向けて取り組む時
工場では色々な目標があります、生産・良品率・稼働率・損品などの目標を達成すために多くの場合は職場全体での取り組みになり関わってる感がないです。自分はその中で何が出来るかを考え行動することで、大きな流れの一部として関わってる実感を得られます。
頼りにされたとき
一緒に働くメンバーや上司に頼りにされた時、必要とされてることが実感できやりがいを感じることがあります。工場という小さな世界の中でも必要とされるのは嬉しいものです。
提案が受け入れられた時
働いていてもっとこうしたいと思う事を上司に提案し、それが受け入れられた時やりがいを感じます。主体性を忘れがちがライン工が主体となってちょっとしたことでも現場を変えていけるのは嬉しいものです。
いずれも最初の頃は感じることが無かったやりがいです。ただ働いて簡単な作業を繰り返していくと不満がでます。よく「会社の歯車になって働く」という言葉がありますが、誰にでもできるような仕事をしていると自分でなくてもいいんじゃないか?と「歯車になっているのかもわからない」状態になり、そのような状態でやりがいを見つけるのは難しいです。仕事に対して不満がでると「このまま続ける」「転職」の二択になります。転職なら新たなやりがいを見つけることができるでしょう、もしこのまま続けるなら何かを変えなくては変わりません。
私は考え方を変えることにしました、
単純作業→何の為の作業なのか考え必要な理由を知ることでやらされてるのでは無く必要だからする。もっといい方法がないか、もっと早く、質よくできないか考え、あれば提案する。
目標→自分は何をするべきか考える。目標に沿った行動なら評価されやすい。
考えを変えた結果、頼りにされることも増え新たなやりがいがでてきました。
まとめ
ライン工はやりがいを感じにくいのは事実ですが、自ら探せばあります。
何をやりがいと感じるかは個人差があり、ただ与えられた仕事をしているだけではやりがいを見つけることすら困難です。でも探せばあります。探すなんて面倒、何も考えず仕事したいという人もいると思いますし、それも有りです。
今回はライン工にやりがいはあるのかという事とやりがいを感じなかったから考え方を変えてやりがいを見つけたという話でした。
【工場勤務】ライン作業中のトイレ問題
ライン作業をしていて急にトイレに行きたくなったらどうしよう。そんな悩みに答えるためにこの記事を書きました。(今回は特に個人的意見が濃いので万人受けしないかもしれません)
【目次】
- ライン作業中トイレに行きたくなった時どうするか
- トイレに行くことにナゼ悩むのか?
- トイレに行くことは迷惑なのか?
- 仕事中にトイレは行かないほうがいいのか?
- 仕事中トイレに行きたくならないためには?
- まとめ
ライン作業中トイレに行きたくなった時どうするか
・空いてる人に声を掛け代わりにラインへ入ってもらう
・代わりが居ない場合、ラインを止めてもらう
・無理しない程度に我慢する
です。
答えはシンプルで、無理しない程度に次の休憩まで我慢するか、休憩まで待てないなら周りに言ってトイレに行きましょう。代わりにラインに入ってくれる人が居ないならラインを止めるしかありません。我慢のしすぎで体を壊したら大変です。
ただし勝手に行くのはダメですよ、自分がラインから抜けて生産が止まるかもしれません。ちゃんと話してラインを止めてもらうのと勝手に離れてラインが止まるのでは全然違います。勝手な行動は信頼を失いかねないので必ず声を掛けてから離れるようにしましょう。
トイレに行くことにナゼ悩むのか?
悩む理由①簡単に離れられない
工場のライン作業では次から次に製品が流れてきます。作業員一人ひとりに役割りが割り当てられているためラインから簡単には離れられません。
例えば「製品にシールを貼る」作業を1人で行う場合、その場を離れたら製品にシールが貼れないので生産が止まります。代わりの人に入ってもらえば生産は続けられます。
同じ作業を2人でしている場合は、残る1人に2人分の作業をしてもらうことで離れても生産は続けられます。
このように周りの助けが必要で簡単には離れられないんです。
悩む理由②ロスを考えてしまう
少しの停止でも大きなロスになります。例えばタクトタイムが5秒で原価100円の製品を生産している場合、10分停まると製品120個分で12万円分のロスになります。
一般的ではないかもしれませんが私は考えてしまいます(笑)
※ロスとはムダや損失
※タクトタイムとは製品1つあたりを何秒で造らなければならない時間
悩む理由③怒られるのが嫌
すぐに怒るメンバーがいるとトイレですら言い出しにくいものです。「怒られるぐらいなら黙って行っちゃおう」とか「ひたすら我慢する」のは周りに迷惑をかけたり体を壊すことになるので辞めましょう。
悩む理由をまとめると、代りにラインへ入ってもらったり負担をかけるなど「人に迷惑を掛けたくない」または「怒られたくない」という想いがあるのではないでしょうか。
トイレに行くことは迷惑なのか?
私は同僚をこれまで何十回もトイレへ送り出してきました。その経験から言うと
・たまに行くぶんには何も思わない
・一日に何度も行く、または毎日行くと気になる
仕事中たまにトイレへ行っても特に何も思いません。しかし一日に何度も行く、または毎日行くとなると「またか」と気になるようになります。トイレに行きたくなるのは生理現象なので仕方がないことですが、受け手側も代わりにラインへ入る、仕事が増えるといった直接影響があるので気になる(迷惑に思う)のも仕方がないでしょう。
また、お腹の調子が悪くトイレに何度も行く心配があるなら上司やメンバーにあらかじめ話しておくことで「トイレへ行くことを理解してもらえます」
仕事中にトイレは行かないほうがいいのか?
無理しない程度に我慢できるなら仕事中トイレに行かないことがベストです。理由はトイレに行くことで生産や周りに影響を与えるからです。厳しく聞こえるかもしれませんが、バスツアーに例えるとわかりやすいです。
バスツアーでバスに乗り移動中、トイレに行きたくなっても他の乗客もいるためすぐに停めてはもらわないですよね。自分の状況を見極めて次の休憩所まで我慢できるなら我慢し、無理そうなら停めてもらいます。状況はライン作業に似てますね。
あくまでも無理しない程度の我慢であり、判断には個人差があります。
バスツアーでは休憩所に着いた時トイレに行きたくなくても、移動に備えて取り合えずトイレ行きますよね?ライン作業も同じで仕事中トイレに行きたくなる状況を作らないことが大切です。
仕事中トイレに行きたくならないためには?
・仕事前にトイレを済ませる
・休憩時間に尿意や便意が無くてもトイレに行ってみる
・お腹の調子が悪いときは薬を使う
トイレ問題の基本である仕事前や休憩中にトイレは済ませましょう。お腹の調子が悪いのであれば正露丸などの薬で対策をとることができます。
まとめ
まず仕事前や休憩中にトイレを済ませる、お腹の調子が悪いときは薬を使い上司やメンバーにお腹の調子が悪いことを伝えておく。
それでも仕事中にトイレに行きたくなったら
代りの人に入ってもらう、またはメンバーに一声掛けてトイレへ行く。場合によってはラインを停めてもらう。もしくは無理しない程度に我慢する。
トイレ対策をしてもトイレに行きたくなるのは、もはや仕方がないことであり誰も責めることができません。それでも「怒って行かせてくれない」ような場合は、その人もしくは職場に問題があります。トイレに行かせない職場体質が変わらないようなら転職しましょう。
【工場勤務】ライン工といえばコレ!単純作業に飽きたとき試してほしい2つのこと
ライン工の仕事が辛い理由の一つに単純作業があります。単純作業はそりゃもう単純です。例えば、ひたすら流れてくるものを詰める作業や製品を入れる箱を作る作業といったのもあります。大量生産の工場では、一人であれもこれもとやるよりも細分化し作業を分けたほうが効率がよいため単純作業が多くなります。
単純作業で何が辛いかというと「飽き」です。今日も明日も明後日もずっと同じ作業をするとどうしても飽きがでてきますよね。
これを読んでくれてるあなたは、ライン工またはライン工になろうとしている人、あるいはそれ以外(すごい適当 笑)だと思うので、そんなあなたに飽きないための方法を教えちゃいます。それはズバリ
・同じ作業の繰り返しの中で楽しみを見つける
・思い切って作業を変えてみる(ただし勝手に変えるのは厳禁、上司に相談してから)
です。
いずれもあなたの考え方を変えるだけで飽き防止になります。
これは完全オリジナル対策なので「ちょっと何言ってるかわからない」という人もいると思いますが、気にせずいきます(笑)この対策へ行きついた経緯から話していきます。
【目次】
単純作業に飽きる原因とは?
まず、ライン工の単純作業になぜ飽きるのか?から要因を掘り下げていって私なりに原因を探しました。まず「飽きる」からそれに対してなぜ?を問いかけていき最終的に残ったのが原因としました。それが以下になります。
ライン工の単純作業なぜ飽きる?
・つまらない
・変化がない
・興味がない
なぜつまらない?
・変化がない、興味がない
なぜ変化がない?
・同じ作業の繰り返し、ライン工とはそういうものだから
なぜ興味がない?
・その作業から得るものがないから
このように分析できます。今回の分析は「なぜなぜ分析」を行いました、それについては↓の記事で説明します。
つまり、飽きの要因であるつまらない・変化がない・興味がない原因は同じ作業の繰り返し・得るものがないとなります。
まあ、そりゃそうだという結果です(笑)
ライン工とはそういうものだからと言われたら返す言葉もありません(笑)
では、その原因への対策としては次のことをおすすめします。
単純作業の「飽き」への対策
・同じ作業の繰り返しの中で楽しみを見つける
・思い切って作業を変えてみる(ただし勝手に変えるのは厳禁、上司に相談してから)
言葉足らずでこれだけ聞いてよしすぐやってみよう!とは思えないのでもう少し詳しくお話していきます。
同じ作業の繰り返しの中で楽しみをみつける
どうせやるなら楽しみながらやりたいですよね?楽しくないこと=つまらないことは時間が過ぎるのも遅く感じます。
「えっまだ10分もたってないの?・・絶望」
みたいなことになるので楽しみを見つけましょう。私が実践してるのは次の2つです。
①その作業のナンバーワンを目指す
単純作業でも人が行うものは個人差がでます、速さや出来栄えなどを意識しながら作業すると「どうすればもう少し速く良くなるかな」と考えるようになり、そうこうしてるうちに時間があっというまに過ぎてることあります。なんてことない作業でも無駄の無い動きでパパっとやってる人はかっこいいとさえ思います(笑)自分でも満足のいく作業ができたときは達成感もありますよ。このような前より速く綺麗に出来たという成長(=得るものがある)を感じるのは飽き防止になります。
②思い切って作業を変えてみる
①では決められ作業の中での行動ですが、②では作業方法を変えてみるということです。例えば製品を箱に入れる作業があったとします。細かく作業を分けると
『箱を用意する⇒製品を箱に入れる⇒箱を締める⇒製品入り箱をどかす⇒箱を用意する⇒製品を箱に入れる・・・』と繰り返す中で、製品入り箱をどかさないでその上に次の箱を用意して2つ完成したところで箱をどかすのようなことです。
※今どきそんな原始的な作業ないよとか、そんな効率悪い作業はとっくに改善されてるとか言われそうですが(笑)意外とあるんです。探してみるのも飽き防止になるかもしれません。
このように現状を完璧と思わずもっと良くならないかと探したり、やりにくい作業をどうしたらやりやすくなるか考えること、結果作業が変わることで飽き防止になります。
ただし勝手に作業を変えてはいけませんよ。作業を変えたことにより不良品が出たり怪我をしたりする恐れがあるので必ず上司に相談してからにしましょう。
まとめ
ライン工の単純作業で飽きる原因は
・同じ作業の繰り返しでつまらない
・単純作業から得られるものがないから興味が出ない
です。
そうした飽きを防止する私のおすすめは
・単純作業のナンバーワンを目指す
・単純な作業で飽きるなら作業自体を変えてみる
ということです。ぜひお試しあれ。
今日の一言
「1歩進んで2歩下がる」
ブログ1日1記事と言っておきながら2日も更新しない有言不実行な私。そんな私もここで諦めてたまるかと、勝手に闘志を燃やしてます。