現役ライン工ブログ。今日も安全ヨシッ!

現役の工場勤務(正社員ライン工)によるブログです。10年間ライン工として働いた経験をもとに仕事のこと趣味のことなど書いていきます。

2019年ストロベリームーン「月は出ているか」

 

ストロベリームーン

満月

 

ストロベリームーンをご存じだろうか?世の中にうとい私は今年初めて聞きました。そんな月があったのか、じゃあどんな月だろう?と思ったので調べてみることにしました。

 

ストロベリームーンとは

私は初めて聞いたとき「イチゴのように赤い月」を創造しました。しかしそれは語源として正しくないようです。

 

ウィキペディア先生によると

アメリカ合衆国・五大湖の西側に暮らすオジブワ族は、農耕や狩猟が困難な森林地帯を生活の場とし、野生の木の実や種子を採集する暮らしを送ってきたことから、その時に採集できるものを月の呼び名としてきた[7]。(アルゴンキン族とする資料もある[8]。)その中の1つにストロベリームーンがある[9]。すなわち、イチゴの収穫時期に昇る月のことを指して呼んだ名称である[4][8][10][11]。

引用:フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)

 

と、いうことらしいです。

 

f:id:zsatosato:20190616130703p:plainイチゴの収穫時期(6月)の満月をストロベリームーンというのか!

 

 

f:id:zsatosato:20190616130626p:plainじゃあ「赤い月」は嘘なの?

 

確かにストロベリームーンとしてネットにアップされた写真は赤い月ですもんね、そのへんどうなんでしょう。というわけで調べてみました。

 

 

月が赤い理由

月が赤く見えるのは月の位置と大気に関係があるそうです。大気は地平線に近いほど厚く、地平線から遠くなるほど薄くなるので、月の入りや出の地平線に近いとき、はじめは白っぽい月の光(いつくもの色が合わさって白っぽく見える)が厚い大気を通っていくうちに大気で拡散しにくい赤い光が私たちの目に届くため赤く見えるのです。

風が吹かない・塵などの光を遮るものが多いといった大気の状態によっては地平線から遠くても赤く見えることがあるようです。

 

 

f:id:zsatosato:20190616130703p:plain じゃあ、ストロベリームーン(6月の満月)はたまたま赤いだけなのか。

 

 

そういうことですね。赤い満月だけでいうなら毎月チャンスはあるんではないでしょうか。新月・満月の周期は約29.5日でほぼ1月に一回なわけですからね。ただ、6月に赤い月になりやすい理由もあるみたいです。

 

 

 

6月に月が赤くなりやすい?

 

6月は夏至(げし)がありますよね。夏至とは四季を更に細かく分けた季節の一つで北半球では1年で一番太陽の上がる角度が高くなるため昼の時間が長くなります。(例年6月21日・2019年は6月22日)

逆に太陽の上がる角度が一番低くなるのが冬至です。

この地球からみた太陽の通り道を「黄道」といいます。

肝心の月はといいますと、月の通り道を「白道」といい黄道と同じような位置を通ります。満月の場合、地球を挟んで太陽と月が真反対にありますので夏至の頃に月は太陽の冬至の位置にあるんです。つまり低い角度にいるんです。

 

低い角度ということで前に話した大気との関係で赤く見えやすいのではないかと思います。

 

f:id:zsatosato:20190616125435p:plain へ~

 

まとめ

 

ストロベリームーンのポイントは

・昔のアメリカでイチゴの収穫時期の満月に名前を付けたのが語源

・月が赤くなるのは大気と月の位置の関係による

・6月の夏至は月の位置が低い

 

もしかしたら6月の満月の夜、月の出に「赤い満月」というイメージに近いストロベリームーンが見れるかもしれませんね。

 

2019年6月の満月は「6月17日」、この記事を書いたのが6月18日!ストロベリームーンは雲の切れ間まら見えましたが黄色いいつもの色でした。

 

 

今日の一言

「イチゴ月 カメラを降ろし 見てました」

 

撮影しようと夜に外へ出て、カメラのファインダーを覗くと月がちっちゃくしか写らなく、撮影を諦めてただただ見てました。