【失敗談】ヤバい!材料間違えた時の体験談
みさなんこんにちは現役ライン工のsatoです。いきなりですが完璧な人間に私は憧れます。当然ですよね、失敗ばかりするより完璧に仕事こなせたほうが周りの評価はもちろん良くなります、そして何より自分に自信が付きます。
そこで今回はライン工10年で会得した私の完璧仕事術をお教えしましょう!
・・・と言いたいところですが私はダメな部類の人間なので失敗ばかりです。完璧仕事術は他の方に任せて私は「失敗談から学ぶ」をテーマに記事を書いていこうと思います。
【失敗談】材料を間違えた
私は精密機器工場でライン工をしています。作業の一つに、材料Aと材料Bを混ぜて装置に投入するというものがありました。材料は材料置き場の決まった場所に置かれています。問題のあったその日もいつものように材料を取り出して混ぜ、いつものように投入したつもりでした。問題に気が付いたのはそれから間もなくで材料の投入履歴を記入するため型番を確認したら番号が違っていました・・・。この作業では使わない材料Cを材料Bと間違って入れてしまったんです。
「やばい、やっちまった・・・」
すぐにラインを停め上司への報告をしたあと、間違った材料を正しい材料に入れ替えと間違った材料が使われてしまった製品の廃棄を行いました。
なぜ間違えた
なぜ間違えてしまったのか、直球の答えだと「確認作業が面倒でしなかったから間違った」のですが、それでは済まされないので自分なりに「なぜなぜ分析」をしてみました。
分析をしてみた結果
・「作業後に型番を確認しても問題ないと勝手に思い込んだ」
⇒作業の重要性の再教育
・「材料置き場に置かれているんだから間違いないと思った」
・「見た目が同じだから間違った」
⇒材料が一目でわかるようにする
という感じになりました。でた結果が私のダメさを際立たせています(汗)
私が材料B置き場から取り出した材料Cは、他の誰かのミスによって置かれたものでありその時点でミスがあったのも事実ですが私がルール通りに型番を確認していれば防げたことです。
対策
対策として再教育だけではヒューマンエラー防止に弱いので、絶対に間違わない対策が求められます。
作業の重要性の再教育
⇒作業標準の丸写し×2回、反省文
材料が一目でわかるようにする
⇒材料毎に色テープを張り見た目でわかるようにする
対策はミスした私が罪ほろぼしのため主体となって行いました。今回はこのような対策になりましたが「色テープを張る時点で間違ったら」という心配もありました。対策案の一つとして材料に貼られたバーコードをリーダーで読み取って照合する方法もありますが上司に費用の問題で却下されました。
まとめ
私は職場で決められたルールを自分勝手な「面倒」という理由で破りミスをしていまいました。みなさんは私と同じようなミスをしないように反面教師にしてください(笑)